あほ毛について
ご家庭でのアイロン使用について
ご家庭で使われているカールアイロンやストレートアイロン。
最近「プロも使っている!」って見出し多くないですか?
実はこれには髪の毛に対して大きな危険がともないます。
美容室で使っているというこは、かなり高温まで出る可能性があるということです。
髪の毛は、だいたい130度前後で水分が全部とんでしまい、180度では変性を起こしてしまい、元には戻らない状態になってしまいます。
おうちで、まっすぐにしたり、カールをつけたりするぐらいなら、
高くても110度前後で十分思うような形が作れると思います。
特に毛先!注意してくださいね。そんなに高温はいらないです。
縮毛矯正を繰り返した髪の毛の場合は特に気をつけてください。
髪が大変なことになってしまう可能性があります。
では、実際ご自分の使っているアイロンが何度くらいでているのか?
ご自分ではなかなか測ることは難しいと思われますので、気になる方は
ご来店の時、一緒にお持ちください。
毎日に近いくらいに使われる方もいらっしゃると思うので注意してくださいね。
コラーゲンの正体と効能を探る
コラーゲンとは、動物の皮、骨、足の腱などに多く存在する、三つ編み状態の線維構造物です。その線維の組成はアミノ酸になります。
ちなみに、ヒアルロン酸は糖が繋がって線維状になったモノです。キトサンも同じく糖が繋がったモノですので、コラーゲンとは根本的に別モノになります。
コラーゲンの特徴を言えば、プロリンや、ヒドロキシプロリンを多く含むことですが、コラーゲンは、
「−グリシリンーアミノ酸ーアミノ酸ーグリシリンーアミノ酸ーアミノ酸ー」
と、言うように、2個毎にグリシリンというアミノ酸が存在する形をとっています。これをコラーゲン様配列といいます。
化粧品に使われるコラーゲンは、水溶性コラーゲンと加水分解コラーゲンがありますが、共に分子量が大きく、肌に浸透することは無くて、肌表面で、保湿・潤い確保の仕事をしてくれています。つまり、コラーゲン入りのクリームは保湿効果はありますが、肌にコラーゲンを補給することは出来ません。
コラーゲンはBSE問題が生じるまでは、主にウシから取られていましたが、最近では鯛のウロコや舌平目やマグロの一種、鮭の皮などから抽出されるよになりました。コラーゲンは適当な熱を加えると柔らかくなります。
「植物由来のコラーゲン」「植物コラーゲン」
コラーゲンは動物特有の成分ですので、植物には存在しないのです。
では「植物コラーゲン」とは?
一般的に化粧品では「植物コラーゲン」と表現されている成分は「エクステンシン」という成分です。
エクステンシンは、植物の細胞壁に存在する糖タンパク質で、アミノ酸組成にヒドロキシプロリン(旧名称:L−オキシプロリン)を含むことが特徴です。
このヒドロキシプロリンというアミノ酸は、動物コラーゲン以外にみられない成分であった為、「エクステンシン」→「植物コラーゲン」と表現される。
なんだか、ややこしくて難しいね〜〜〜〜
「化粧品の中身の真相」 中央書院